古き良き時代の感性を現代まで脈々と伝える大谷会館。
伝統と気品が息づく建物、時の流れを忘れさせてくれるインテリアは、どこか郷愁を慕ばせ、浪漫を感じさせてくれます。


はじまり


八幡製鉄所職工専用のクラブとして、昭和2年(1927)5月29日開館。
鉄筋コンクリート造りの地下1階・地上2階建て。建坪約1,177m²(356坪)、総延面積3,805m²(1,151坪)。外壁には八幡製鉄製の鉱滓レンガが使われている。当時流行の最先端を行く左右対称の建物は、超一流の従業員クラブとして世間の注目をあつめた。


開放


昭和22年より全従業員に解放され、多くの従業員がともに過ごした。その後時代の流れとともに運営が八幡製鐵所から離れ、一般市民にも広く利用されるようになった。


現在


平成元年(1989)には、伝統と造型美が評価され「北九州市建築文化賞」を受賞した。

現在は、アール・デコ調のデザインが生かされた、独特の落ち着いた雰囲気が人気をよび、歓送迎会や忘・新年会などのパーティーだけでなく、結婚披露宴にも利用されている。かつて八幡製鉄所の職工たちの憩いの場として愛された大谷会館は、今は市民にも親しまれる会館として設立当初の姿をとどめている。

平成19年(2007)地域活性化に役立つとして、経済産業省の「近代化産業遺産」に認定されました。


シェアする